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やりたいことが分からなくなるとき


幼児期の子どもたちは目の前の活動に夢中になって集中します。


10歳を過ぎて社会が広く見えるようになると、自分のやりたいことに

夢中になりながらも、抽象的な概念を理解するようになり


自分のやりたいことや向かいたい進路などを考え始めます。


次女は5歳ごろからドレスの絵を描いていました。


10歳を過ぎても夢中で描いていて、洋服を作ることや


デザイン集などを集めたり、伝記を読んで大好きになった

ココシャネル展に行ったり。


私は、シャネルを超えるデザイナーになりたいと本気で言っていた。


ただ2年ぐらい前から

彼女の中でファッションに強く惹かれない自分に気づき


頭で考えすぎて、自分に戸惑っているように見える時期もありました。


少し苦しそうな中、相変わらず友人のイメージに合う

ドレスを描いたり、美しい模様の画集を見るのも大好きで

変わらず絵は描いていました。



去年中学1年になって、季節でいえば冬にような時期になり

少し無駄に焦っていて、もやもやしている彼女を感じていました。



心で感じる体験が何か用意できたらと感じていました。

思考を休めて、自然な形で

新しい出会いや刺激があったらいいな

もっと心で感じる体験が何か用意できたらと感じていました。



そんなときにご縁に恵まれ

バリ島のサマースクールに体験することとなり



その後3ヶ月環境を変えて、バリのインターナショナルスクールに

通ってみました。勉強が遅れるかも、などなど渡航前もかなり悩んでいましたが

結果、彼女はリスクをとって大きな決断をしました。



その学校の中で偶然出会った「特撮」

私は詳しく分からないのですが


どうやら、プロジェクト学習でアニメーションを自分で作ったり、

特撮の映像をみたり、アプリなどを使って実際に映像を作ってみたり

授業で行なっていました。



彼女が興奮して、こんな世界があるって知らなかった!と。

私も特撮のこと全く知らなかったけれど笑


日本のアニメーションもリアルに出会うクラスメイトが大好きだったり

思いがけない出会いがあったようでした。



一気にまた探求したい情熱がゆっくりと湧き上がり

アニメーションや映像、特撮などの世界を日本に戻り

楽しみ探求し始めました。


マレーシアには迷わずやってきて、アニメーションや映像の世界を

ますます調べています。あれから半年が経ち、情熱が大きく育っています。



やりたいことや夢中になることが変化したり、分からなくなるときこそ

頭で考えず、行動してみる。そして感じてみる。



親は必ず新しい未来を創る我が子を信じて見守ってあげることでしょうか。



何を探求したいか?何を学びたいか?何を知りたいか?

何を楽しみたいのか?


学校で勉強することももちろん大切にしています。



でも彼女が彼女らしさを探求できるよう

自分がどこに向かっていきたいのか日常で感じながら


10代を過ごしてほしいと願っています。

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