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サバイバル脳が発動する


未経験の分からない事に対して、大きな不安が出てくる事を改めて思い出す。

創造的に生きることを意識的に探求してきましたが、

まだまだいろいろな制限をかけ、無意識に連続性の中でも生きていることに気づく。

連続性の中で生きる事を決して否定するつもりはなくて、

誤解を恐れずに言えば、創造的であることは、常に変化する事が自然だということ。


やはり年齢を重ねて、私の精神もずいぶん太くしなやかに成長していることを感じます。




サバイバル脳とは?

危険、不安、恐怖。


海外に出て、初めてのアジアで、物凄い活気とエネルギーに圧倒されそうになる。


近代化された綺麗で、秩序が明確な日本と異なるエネルギーを感じて、

わくわくと共に、しばらく感じたことのない新鮮な不安を思い出した。


久しぶりの見えない不安、分からない不安。


もちろん、2週間のバリ滞在は、大田ファミリーのサポートもあり、大変快適に過ごせました。


5日目の夜、フライトチェンジの連絡がメールで入り、なんとマニラで乗り継ぎの予定から

2泊置いてからのフライトに✈️


そんなことある?乗り継ぎなのに。海外に慣れた方ならスマートに超えてしまうのかしら?


そして数日後にはさらにもう1日延びてますってメールが!


ん?大丈夫?私は日本へ帰れるのか?笑

久しぶりにゾクゾクとする。



安心安全な日本の航空機しか乗ってない私には、かなりのアドベンチャー。

それでも、大田ファミリーのサポートや、マニラにいる義理の弟、妹のおかげで

ホテルやフライト、全ての物事が整う体験をする。

もちろん周りにどっぶり依存するのではなく、

自律した精神で、必要なサポートを求めながら、動いていくのですが

子どもを心から信頼したり、プロセスを信頼する事と同様、

 

リラックスして臨むと、さらに物事が一番調和するという真理を体験する。

結局、週間の滞在中、「3回もフライトが変わる」という体験は、


結果として、バリの滞在が当初より1日延長し、スクールのプログラムの最終日の欠席予定から

出席に変わるという、なんと嬉しいサプライズと共に着地。

このプロセスの途中で、自分の不安がこれまでの体験や、価値観とつなげて、不安を作り出し、

自ら味わうことを選択している事に、静かに気がつきました。

そして、これは選び直せる。

心地よく過ごせるバリ島のエネルギーで、身体も心も充電満タンだった私だから気がつけたと思う。


何故か、リラックスしていられて、不安が見えてきても、冷静に違う選択を選び直せた。

さらにチャレンジで最終日近くは、積極的に、初めてを1人でこなしてみる。

1人でバイクに乗ってみたり、ローカルの街へ行って両替を自分でしてみたり。


スパに行って、渋滞で遅刻して、キャンセルになってしまっても自分で交渉してみたり。

街で、高いタクシー代や、お金を求められても毅然と断ってみたり笑

体験したことある人には、当たり前のことが、初めての人には、ドキドキして消耗する。


日本にいたら、いたって簡単な出来事にもドキドキする。


だからこそ、シンプルに感じてみることが出来た。

異国の地でも、言語や文化が違っても、地球に存在する人の素晴らしさを信じて、信頼する。


15歳でアメリカ🇺🇸へ行った長女へ改めてリスペクトが湧き上がる

若い頃に海外へ出たり、バックパッカーしたりする人たちはきっとこの感性も獲得しているのでしょう。

帰国して、すぐに自分の中心により近づいた自分を感じ、驚いた。

呼吸をするように、判断、作業ができている。無駄な消耗がなくなり、意識が広がった。


年齢を重ねてずいぶんと、たおやかになった私にもまだ残る、不安や恐怖。


今回の旅で広がった意識。


バリに行こうと思った深い目的は、「ここ」からの解放を意図していたんだなって、今やっと分かりました。

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