6月17日から2週間。インドネシア🇮🇩の バリ島へ。
この旅を決めたのは4月。
私はそもそも、7月21日から長女の住むアメリカテキサスへの渡航を計画しており
6月7月と海外に出かけ、アメリカから帰国後は石徹白のサマーキャンプも予定しています。
おまけに、海外への渡航に全く慣れておらず、
20年前に、ドルフィンスイムを目的に、海外にはいきましたが、周りの人に依存していたから
トランジェットもあまり自信がない私。
最近では、コロナもあったし、2020年にドルフィンスイムでハワイにしか行ってないような経験値。
そんな私でも、いやだからこそ、実りは大きく、グッと自分の世界を広げる旅になりました。
改めて、どうしてバリへ行くことになったのか?
それは、無意識に「ここ」を広げたかったんだね、って事が帰国してから見えてきました。
私たちの大切なファミリー、大田夫妻とりもなちゃん
もともとバリ島へ私たちが向かうことになったきっかけは、ゆうぼの思想に共感し、プレスクールと
アーリーキッズクリエイティブプログラムに参加してくださった大田夫妻がバリ島に移住すると
ご相談を受けたことから始まりました。
素晴らしいスクールを見つけた!と私たちにも情報をシェアしてくださったのです。
大田夫妻の感性にとても希望を持っていた私たちは、
大きな影響を受けて、是非そのスクールを見てみたいと、興味を持ったのが始まりでした。
バリ島で有名なグリーンスクールは知っていましたが、エンパシースクールはまだ設立3年ほど。
でもインスタグラムやホームページで拝見する世界観は、ゆうぼで大切にしたい教育観にとても近く
心からわくわくしました。
驚くばかり! さやかのサマーキャンプ1日目
繊細な彼女にとって、英語が話せない環境はどんな感覚だろう。
アメリカに留学した姉を見ながら、
海外留学は絶対しない!私は日本が好き!と言っていた彼女でしたが、
子どもは変わるもので、
さまざまな可能性を否定しないことは、2人の娘を通じて感じています。
(長女も中学2年生まで海外にも英語にも、全く興味がなかった)
初日は、一足先にスクールに通っていた大田夫妻のアシストもあり、サマーキャンプ2年目のアメリカから
きた同級生の女の子と自然に繋げてくださり、スムーズにスクールに溶けこむことができた様子。
言葉がわからないから、伝わる感情もダイレクトに受け取る
エンパシースクールのコンセプトの中に社会感情教育とあり、共感(エンパシー)教育に重きを置かれているのが伝わってくる。
大きな家族のような自然学校と表現されているが、感情教育はこれからの時代に必須なのではないかと心から感じています。
ゆうぼで行っている、プレスクール、アトリエでも、アタッチメント(愛着形成)をとても大切にしている。
子どもたちはいい気分で過ごすことを何より大切に奨励され、その環境は子どものあらゆる能力を開発する。私たち大人もリラックスして仕事に望めば、パフォーマンスが上がることと全く同じ。
最低限の英語しか分からない娘が初日から「楽しかった!!!」と笑顔で帰ってきた。
エンパシースクールでは、たくさんのスタッフが働き、先生も子どもの数に対してとても多い印象。
多いだけでなく、大切にしたい理念、ホスピタリティが共有されていてみんな、にこやかで柔らかい印象。
その私の印象を娘も受け取っていて、ゆうぼみたいだったよ!安心だったと表現してくれました。
言葉が分からなくても、配慮や優しさ、つながりたい気持ちなど、むしろダイレクトに受け取れる様子。
「恐怖」と「現実」は本当につながっているのか?
無意識に広げたかった「ここ」
「ここ」とは不安や恐怖からの自由
2週間の滞在を経て、見えてくるのは、不安や恐怖も自らの経験値で作り出し、
自分のストーリーで、現実とつなげているということ。
さやかの話で言えば、とてもユニークでおかしな話がある。
彼女の敏感さや繊細さを知っていて、サマーキャンプで楽しめるのかどうか信頼しながらも、
心配な側面もあった。
もちろん、楽しめなかったとしてもきっとプラスの体験にできることは知っている。
でも実際に現実で起こったことは、
彼女はのびのびとエンパシースクールを堪能し、それでいて、
帰国後、日本の学校へ行くことへの恐怖の方が強かった。
言葉も通じ、自分の居場所でもある学校にどうして恐怖が溢れるのか?
彼女の性格としての課題は明確だけれど、
「周りの人にどう思われるのか?」「こんなにお休みして、迷惑をかけていないか?」などの恐怖。
もちろん、学校のお友達や部活のお友達は、大切にしてくれて問題は何も起こらなかったけれど、
それについて彼女と話してみた。あなたが海外のスクールのほうがリラックスできるって不思議ね、と。
私のサバイバル脳が発動する
長くなったのでここからは次回へ。
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