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イルカたちに心を寄せて舟を編む

大切すぎてなかなか自分の中で言葉に変えられなかった4月のこと


今年も4月5日に和歌山県太地町でセレモニーに行ってきました。

心から応援しているプロジェクトアニマ、私がこのEarth Friendsの活動を始めようと思った


きっかけをくれた女性 LEINA SATO が今年も行うことを決め、私もサポートとして行ってきました。


彼女の行動力は素晴らしく、2週間で必要な資金50万(80万近くこのセレモニーの経費が集められた)

を集めて、このセレモニーは行われました。


彼女の活動が評価され、アメリカの 非営利団体 Oceanic Preservation Society (OPS) からも正式な応援や寄付をいただきました。


写真は、佐藤レイナと大きな竹船(この竹の船に560個を超えるの光の小舟が入っています) 



捕鯨の問題と、イルカの追い込み漁、そして水族館のイルカの生体販売ビジネスの問題は

日本人にとって、とても繊細なテーマ。


この課題を通して、人が対立したり、欧米と日本が対立する構図を20年前から

静かに感じていました。


このセレモニーやプロジェクトが私にとって希望なのは、否定や対立から入るのではなく


未来に向けて、和解のプロセスを模索し、

イルカたちとの新しいコミニュケーション、

イルカたちのための新しいサンクチュアリが日本に誕生するという夢を見ているからです。



セレモニーでは追い込み漁で亡くなった560頭のイルカの魂に届くように光の小舟を作ります。

今年も560以上の小舟が全国から集まり、太地の海へ流すことが出来ました。


セレモニーの様子は、佐藤レイナのインスタのアカウントで見ることも出来るし、

現在撮影した動画の編集が行われています。


プロジェクトアニマのサイトはこちら↓


Oceanic Preservation Society (OPS) のニュースレターでの紹介



この繊細な課題は、イルカだけの課題ではなく、社会全体が繊細で柔らかで軽やかな世界に向かっているという象徴に感じています。


どんな未来を子どもたちと作っていきたいのか?

私は、ある時から自分の人生に偶然のように現れてくることの中に、深い魂のような自分の意図が存在し

そこに委ねることで、人生が開けてくることを体験してきました。


現在行っている仕事も、小さな子どもたちのためのスクール事業を10年前から行っています。


小さな存在である子どもたちや動物たちが尊重される世界を強く希求していることに気がつきました。

私にとってのテーマがそこにあるのでしょう。



子どもたちも動物たちも(自然に対しても)全て共通で、


私たちは、

コントロールしていることに気づく(傲慢さに気づく)

恐れていることに気づく

信頼する大切さに気づく


この大きな不安からくるエネルギーを解放し、

世界は、美しく調和した心地よいエネルギーが満たされていくイメージを夢見ています。



今年は娘と小舟を編めたことが嬉しい

去年も関わったセレモニーでしたが、事務的な事や、作業に終われ、心を込めて小舟を編むことが出来ていませんでした。それでも、関われた事への純粋な喜びはありましたが、


今回、イルカたちの想いを馳せながら、中学生になった彼女と一緒に小舟を編むことが出来ました。私の考えが大きく影響を与えることも知りながらも、コモンセンスとして私の考えも分かち合いました。


この時間は、私にとって、セレモニーの一番深いところに繋がれた気がして、何より喜びでした。





来年もこのセレモニーは続きます。

来年は、きっと名古屋でも小舟を編む場づくりができたらと考えています。

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