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Earthing Blog
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🌿発達を知ると、子育てはぐっとラクになる ― 15歳までの「育ちの道筋」と出会う
子育ての悩みの多くは、 「これで合っているのかな?」 「このままで大丈夫かな?」 という“見通しのなさ”から生まれます。 でも実は、子どもの成長には ちゃんとした 発達の流れ があって、 その大きな方向性を知っているだけでも 毎日の関わりがぐっとラクになります。 「発達を知る」ことは、 専門知識ではなく、 子どもの姿を深く理解するための“言語” のようなものなのです。 発達を知ると、目の前の行動の意味が見えてくる 子どもが ・こだわる ・癇癪を起こす ・気まぐれに動く ・やり続ける ・突然やめる こうした行動を 「困った行動」と捉えるのか、 「今の発達の流れの中にある」と見るのかで、 親の心の負担は大きく変わります。 発達の流れを知っていると、 子どもの行動が自然に読み解けるようになり、 不安や焦りが大きく減っていきます。 乳児期・幼児期・学童期・青年期 ――それぞれの発達段階を知ることは、家庭教育の大きな軸になる 子どもの育ちは、 乳児期(満1歳まで) 幼児期(1〜6歳) 学童期(6〜12歳) 青年期(13〜19歳) という大きな流れの中で
5 日前読了時間: 4分


「揺れる子育て」から抜け出すために ― “あなた自身の教育観”という軸を育てる
子育てをしていると、 どうしてこんなに心が揺れるのだろう、と思う瞬間があります。 SNSでは、たくさんの正しそうな情報が流れてきて、 幼稚園や学校の先生、親戚やママ友… 誰もが「こうしたほうがいいよ」と言ってくれる。 どれも一理あるように思えるし、 でも、どれも「うちの子」にぴったりとは限らない。 そんなふうに迷いの中で立ち止まる時間こそ、 実は私たちのエネルギーを大きく奪っているのかもしれません。 子育てに“正解”はなくても、軸はつくれる 私自身、子育てや教育にかかわる中で何度も揺れ、 環境が変わるたびに「これでいいのだろうか」と立ち止まることがありました。 でもある時、気づいたのです。 どんな情報よりも強いのは、 “自分の教育観”という軸を持つことだ と。 教育観とは、 ・どんな大人になってほしいか ・どんな価値を大切にしたいのか ・どんな家族の文化を育てたいのか という、家庭の“コンパス”のようなもの。 これが一度つくられると、 迷いや焦りの波にのまれそうな時でも 戻ってくる場所ができます。 子どもの「今」をどう捉えるかで、未来が変わる
11月19日読了時間: 3分


🌳 “どこで暮らすか”よりも大切なこと
先日、都市部を離れて自然のある地域へ移住することを 検討しているというご相談をいただきました。 こうした相談は、これまでにも何度かいただいてきました。 どこに住むとしても、子どもにとっていちばん大切なのは、 家庭のあたたかさや、親のまなざしがつくる安心であること。 その前提は、いつも変わりません。 けれど、自然のそばで暮らすことの価値には、 やはり計り知れないものがあると感じています。 🌱 自然は、子どもの未成熟な感情を“そっと吸収してくれる” 子どもは、まだ自分の感情をうまく言葉にしたり、 行動として解放したりするのが難しい時期があります。 学校のこと、友だちとのこと、日々の小さな不安や緊張。 大人の私たちが想像している以上に、心にはたくさんの揺れがあります。 自然の中に入ると、その揺れが静かにほどけていく姿を 私は何度も見てきました。 そしてそれは、子どもだけではありません。 広くてすぐに外へ出られること、 澄んだ空気、美しい景色に触れられること—— それらは、大人の心のこわばりまでも優しく溶かしてくれます。 自然に包まれることは、子どもも
11月14日読了時間: 4分
🌿すぐに忙しくしたがる私のくせ
― 静けさの中に、自分のリズムを見つけていく ― 私は、静けさに耐えられないときがあります。 何もしていない時間があると、 心の奥がそわそわして、「何かしなきゃ」と動き出してしまう。 気づけば予定を埋め、誰かのために、何かのために動いている。 それはきっと、 “動いていれば大丈夫”という安心を、自分の中に作り出すくせ。 忙しさは、見えない不安を覆ってくれる やさしい毛布のようなものなのかもしれません。 でも、マレーシアに来て、 人や仕事の予定、習い事のつながりがいったん リセットされたことで、 私は初めてその“くせ”と向き合うことになりました。 何も予定がない日。 静かな朝。 猫の寝息、風の音、光の移ろい。 それらを感じ取る時間に、 最初は求めていた時間にもかかわらず、 落ち着かない感覚に戸惑いました。 けれどその静けさの中で、 「今までどれだけ“動くこと”で自分を保ってきたか」に 気づいたのです。 そして、動かずにいることが、 実は 自分を信じる練習 なのだと、 少しずつ分かってきました。 ⸻ 忙しさの中では、感じるよりも“こなす”ことが優先さ
11月6日読了時間: 2分
🌿子どもの“やってみたい”を育てる環境デザイン
前回の旅で感じた「自由と秩序」の関係。 その感覚は、日常に戻ってからもずっと心に残っています。 家族がそれぞれのリズムで生きていくように、 子どもたちが自分の“やってみたい”を見つけていくためにも、 実は“環境”のあり方がとても大切だと感じています。 テキサスの自然や広大さが、彼女の感性、 彼女のやりたいことにグッとつながって広がっていました。 ― 観察から始まる環境づくり ― 今回は、幼児期の子供達にフォーカスして 家庭での「子どもの環境デザイン」について書いてみたいと思います。 この概念が整理されたのは、アーリーキッズクリエィティブプログラムの アシスタント講師の MAIKOさん と話していたときのこと。 彼女の家庭でのこれまでの実践に強く共感し、 そこから私自身の中でも「環境をどう育てるか」というテーマが はっきりと言語化されていきました。 彼女も言っていましたが 環境をつくるためにまず一番大切な基本は、 子どもを観察し、その変化に応答していくこと。 観察とは、評価ではなく「感じ取ること」。 子どもが何に夢中になり、何に迷っているのかを見つ
11月1日読了時間: 2分


🌿「自由に生きるとは?」を問い直す旅
広い空と乾いた風の中で、 家族と過ごした2週間。 予定を詰め込むこともなく、 「今日どうする?」の問いから始まる毎日。 誰かが主導するわけでもなく、 それぞれのリズムで過ごしていたのに、 普段、アメリカ、日本、マレーシアと それぞれ離れた場所で暮らしている私たち家族が、 一緒に過ごしながら 驚くほどに心地よい調和 に包まれていました。 そのゆったりとした滞在の中で、 3泊4日だけ**キャンピングカー (娘は “RV(Recreational Vehicle)” と呼んでいました)**を借りて旅に出ました。 向かったのは、テキサスとメキシコの国境に広がる美しい国立公園、 Big Bend(ビッグベンド) 。 広大な大地と、時を忘れるような静けさに、ただ息をのむばかりでした。 この旅のデザインから、 誰かの“やりたい”をそれぞれに応援しながらも、 みんなで共有する時間の中で、 楽しさを一緒に創り出す ことができました。 🚚 さらに南西へ縦断する10時間以上のロードトリップ 車の中では、ひたすらに運転する人(長女しか出来ず)、 音楽を聴く人、本を読む
10月29日読了時間: 3分


テキサスでの美しい時間
2年ぶりに長女が暮らしているテキサス州キングスビルへ。 今回は、乗り継ぎに乗り継ぎ。マレーシアから、テキサスはとても遠かったです😭 マレーシアからシンガポール。シンガポールから羽田。羽田からヒューストン。 そしてヒューストンからコーパスクリスティ。 とても時間がかかりましたが、体力もつけて臨んだので到着した日の夜にも、 教会の長女の活動(幼児4歳の子どもたちと活動する)を見学させていただくぐらい 元気で到着することが出来ました。(帰りは羽田で温泉で半日ゆっくり過ごしてからフライトに臨みました) 2年前に訪ねたキングスビルは、とても小さな街で大きなホテルも少なく、 広さのあるお部屋などは存在しなかったので、小さなホテルに3泊ほど滞在しました。 空港のあるマッカレンやコーパスクリスティなどの 大きな街でお部屋が借りられる場所に長く滞在。 今回は、長女がお世話になっている素敵なご夫妻から 「はるばる日本から来るなら是非このハウスに滞在したらいいよ」 と素敵なプールハウスを善意でお借りすることとなり、 広大な農場の中にある気持ちの良いお家をお借りして
10月20日読了時間: 2分


幸せの形と子どもたちの未来― 石徹白キャンプ3日目の風景
前回のブログでは、キャンプ2日目の川でのアクティビティについてご紹介しました。 今回は、その続きとして3日目に訪れた「VIDAガーデン」での子どもたちの体験をお伝えしたいと思います。 ここで、VIDAガーデンという場所について少しご紹介したいと思います。 👉 ...
9月12日読了時間: 4分


石徹白キャンプ ― 川でのアクティビティ
この石徹白キャンプに欠かすことのできないのが、川でのアクティビティです。 清らかに流れる川へ足を踏み入れると、まず感じられるのは凛とした冷たさ。 周囲を彩る深い緑が水面に映り込み、川と森とが一体となった美しい光景の中は、 きっと子どもたちの記憶に残っていることでしょう。...
9月2日読了時間: 4分


助七で出会った、石徹白の豪雪と私たちの水
石徹白でのキャンプは、今年で五年目を迎えました。 始まりは、平野さんご夫妻との出会いがきっかけでした。 石徹白に暮らす方々の姿に触れ、 自然の中で創造的に生きるということの豊かさ に強く惹かれたのです。 だからこそ、まずは子どもたちにもこの美しい自然を感じてほしい。...
8月29日読了時間: 5分


濃密な夏を振り返って
季節がめぐり、気づけば8月の終わり。 6月に綴ったあの文章から、また少し時が流れました。 こちらマレーシアのインターナショナルスクールも新学期を迎え、 娘は去年の友人たちに加えて、新たな仲間と出会い、 日に日に表情が明るく、言葉も軽やかに広がっているのを感じます。🌸...
8月27日読了時間: 4分


モノよりコトより人と自然と出会う夏
久しぶりのブログ投稿になりました。 マレーシアの気候は変わりませんが、日本では季節は初夏へと移り、 私はもうすぐ6月2日に日本へ一時帰国することになりました。 その前に、8月から住む新しい住まいも決まり、ささやかなお引越しも控えています。...
5月19日読了時間: 4分
“感じるわたし”を取り戻すレッスン
朝、目を開けた瞬間から、ママの一日は動きはじめます。 「ごはん、なに食べる?」「お着替えして」「幼稚園行くよ〜」 そんな小さなやりとりが連続して、気づけばもうお昼。 午後も夕方も、まるで風のように過ぎていく──。 ふとした瞬間、こんな問いが胸に浮かぶことはありませんか?...
4月13日読了時間: 3分


日常に取り入れる自然:小さな変化が大きな影響をもたらす
昨年は自然いっぱいのバリ島ウブドで3ヶ月。 その後日本に戻って 昨年の 8 月、マレーシアに移住し、 はじめて高層マンションでの新しい生活が8ヶ月を過ぎました。 日本人駐在員の多いモントキアラの西に位置するこのマンションは、...
4月8日読了時間: 5分


どうしたいか?に集中する
日本はそろそろ、春らしい花たちが愛られる季節になりましたでしょうか? 春のお休みが終わり、今日から次女のスクールが始まります。春休み中はゆっくり午前中過ごしていたので、今日からリズムを整えていきます。 まだ薄暗い6時に起きて、お弁当を作り、送り出しますが、やはりこの時間から...
4月2日読了時間: 2分


母子の旅から5年:感性の変化
3月も後半となり、日本は桜が芽吹く季節でしょうか? 使用しているLINEアプリが桜に彩られ、日本の四季の素晴らしさを思い出します。 5年前の母子の旅のつづきを書きたいと思います。 彼女と経験したドルフィンスイムは素晴らしい天候に恵まれ、最高のコンディションでした。...
3月26日読了時間: 3分


石徹白と40周年企画について
先日3月9日に前回ご紹介した岐阜県石徹白のクラウドファンディングは、多くの方に届けられ 当初のファーストゴール500万からセカンドゴール800万を超えて 1000万円のファイナルゴールを達成し、11,150,000円の寄付が集まって終了されました。...
3月14日読了時間: 2分


本日21時からインスタライブ!
自由に生きる子を育てる為の勉強会を1月に行いましたが まさに紹介したい「自由に創造的に生きる人」が 平野馨生里さん。 ご縁あって毎年夏にサマープログラムをさせていただいている 岐阜県石徹白で活動する平野さんご夫妻が 石徹白地区保存の為に購入した古民家を宿にするプロジェクトを...
2月21日読了時間: 2分
続き:刺激的なお友達との出会い
ハワイ島へ行くのに、航空券を取り、VISA ESTAを取り、久しぶりの海外で子連れは少し緊張しました。 ホノルルでの乗り換えがあり、人に聞いてカウンターに辿り着くまでに時間がかかり、次女はナーバスな雰囲気。終始ご機嫌でないスタートでした。国内線の飛行機しか乗ったことがなかっ...
2月12日読了時間: 3分
母子の旅:イルカと泳ぎにハワイ島へ
母子・父子の旅のススメを書きましたが、続きを書いてみようと思います。 次女を初めての海外に連れて行ったのは2020年9歳の頃でした。 5年近く前のことですが、思い出していれば、やはり直感通り、 体験したいこと、子どもに感じさせたかったことは時間をかけて達成できたように感じて...
2月6日読了時間: 2分
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